MATT(マット)合同会社のブログ

人間関係は、理解よりも、むしろ誤解の上に安定する。

曽野綾子さんの本の１ページ目に書いてある言葉です。
私が読んでいた本のこのページをたまたま見た小3の娘が
「これガチでそう！私、〇〇の声優の顔初めて見てがっかりしたもん」って言いました。
娘の読解力の速さに驚きです。

私はジーッと文章を見て、
やっと意味を理解して、
また、分からなくなって、
もう一度ジーッとみて意味を考えます。

もう、なんもいえねー！

前田　愛

ii川の表紙デザインをさせて頂きました。

小浜の水をイメージしてシルクスクリーンで刷りました。
自由に表現したもの刷るというのは格別に楽しいものです。
このような機会をいただき、ありがとうございました。

川をイメージするにあたって、
色々と思考を巡らせていたのですが、
水というものは本当に不思議なものですね。

水は水をまとう外側により形作られます。

収まる形がなければ
下へ下へ落ちていきます。
横へ横へ広がっていきます。

周りが固まれば
水は動きを止めます。

周りがなくなれば、
また動き出します。

心のありようと少し似ています。

たかぎ

高校生の頃、妹が兄のアルバイト先のマクドナルドに行って、キッチンにいる兄に手をふりました。

家に帰って来た兄は、猛烈に怒っていました。

「お前、なんで来んねん！二重アゴ！恥ずかしい！」

大学生の頃、私は紫のTシャツを着て、
妹のアルバイト先の焼き鳥屋さんにいきました。

家に帰って来た妹は、烈火の如く怒りました。

「なんで、私のTシャツ勝手に着てくんねん！私がいっつも着てるやつやのに！恥ずかしい！」

「恥ずかしい」という衣をまとった若さは、
生きづらさでもあるのですが、
そこを通り越した場所から見ると
キラキラして見えるのですから。

あまり出会わなくなった私の「恥ずかしい」をそっと手に包んで大事にしようと思う今日この頃です。

恒吉